名木めぐり
桜が見ごろを終えても、二本松の自然はまだまだ見どころ満載!!
桜が散ったあとの新緑の季節も、二本松には自然のパワーを受けられる見どころがいっぱい。
多くの歴史や伝説に彩られた巨木たちや、霞ヶ城公園で人々の心を癒す花々、ほんとの空のある安達太良山に映える高原の花々など、心に響く自然が皆さんを待っています。
歴史と自然に木々から湧き出るパワーを感じて二本松市内の名木

国指定
木幡の大杉(こはたのおおすぎ)
昭和16年に国の天然記念物に指定された。根元周囲16.2ⅿ、樹高20ⅿの巨木。隠津島神社本殿への参道途中にあり、尾根沿いの厳しい環境でも崇高な姿を保っている。
所在地:二本松市木幡字治家地内

国指定
杉沢の大杉(すぎさわのおおすぎ)
杉の単木としては国内最大級の大杉で、二本松藩主丹羽光重公がその姿に感銘してこの地を「杉沢」と名付けたという。
所在地:二本松市杉沢字平地内

県指定
東禅寺のめおと杉(とうぜんじのめおとすぎ)
1534年(天文3)年開山という曹洞宗の古刹、東禅寺の参道入口に、見上げるような杉の大木がある。樹齢600年という古木が2本並ぶその姿から『めおと杉』の名がある。
所在地:二本松市小浜字新町489番地1

片倉の梨の木(かたくりのなしのき)
伊達政宗公の忠臣、片倉小十郎の屋敷跡にあるためこの名がつけられました。「ヤマナシ」特有の見事な枝を広げ、春には一円に薄甘い香りを放ちます。結実の時期には小さく甘酸っぱい実をたわわにつけます。
所在地:二本松市上長折片倉80番地1

西念寺の臥龍の松(さいねんじのがりゅうのまつ)
寺の伝えによれば、伊達政宗公が父輝宗公の密葬の際に供養のために寄進したと伝えられており、ねじれて地上を這う姿が龍を思わせるためこの名があります。過去に三度火災に遭い、そのたびに芽を吹き返したことから三甦(みかえり)の松とも呼ばれています。
所在地:二本松市小浜字新町86番地